史書から読み解く日本史

歴史に謎なんてない。全て史書に書いてある。

神功皇后(神託)

『日本書紀』第九巻神功紀(気長足姫は女帝ではないので、本来ならば紀ではなく伝とすべきだと思いますが、同書には伝が設けられていないことと、敢て一巻を割いていることから、便宜上神功紀とします)は、次のような書き出しで始まります。気長足姫尊は、…

仲哀天皇

仲哀帝即位 筑紫入り 仲哀帝即位 成務天皇が崩ずると、太子の足仲彦尊が皇位を継ぎました。仲哀天皇です。但し足仲彦尊は先帝の実子ではなく、その兄王小碓尊の子であり、成務帝にとっては甥に当たります。そもそも成務帝の皇子については記紀共に殆ど記載が…

成務天皇

成務天皇の業績 垂仁天皇と成務天皇 成務天皇の業績 小碓尊に先立たれた景行帝は、第四子の稚足彦尊を立てて皇太子としました。母は後皇后の八坂入媛命で、崇神帝皇子の八坂入彦命の娘です。稚足彦尊の立太子については、景行紀に次のような話が載せられてい…

日本武尊(白鳥の御陵)

『日本書紀』に見る日本武尊の薨去 『古事記』に見る日本武尊の薨去 両書の総括 『日本書紀』に見る日本武尊の薨去 東国平定の大任を全うして尾張まで戻って来た日本武尊でしたが、何故か直には大和へ帰国しようとしませんでした。『日本書紀』によると、尾…

日本武尊(東国平定)

伊勢出立から上総まで 上総から蝦夷、常陸から信濃へ 伊勢出立から上総まで 熊襲を討伐した日本武尊は、景行帝から統一の仕上げとして東国の平定を託されることになりました。そしてこの東国平定によって大和朝廷の日本統一がほぼ完了し、千数百年後の現代ま…